みなさん、こんにちは。暑い日が続いておりますが、体調を崩さぬよう、お過ごしください。
さて、米国カリフォルニア州では、現在、プルーン用のプラムの収穫の真っ最中ですので、収穫の様子を見に行ってきました。
2014年度の収穫予想高は、6月上旬の予想とおおむね同じ水準で、およそ95,000ショートトン(1ショートトンは、900kg)を見込んでおります。
プルーンの収穫ですが、「シェイカー」という機械でふるい落としてから、
「コレクター」という機械で、実を集め、
木製の「Bin」(大きな箱のようなもの)に入れ、ドライヤー(乾燥工場)に運ばれます。
収穫したフレッシュプラムは、鮮度を保つために、すぐに乾燥工場に運ばれます。
その後、洗浄機械に投入されたのち、木製のパレットにフレッシュのプラムの実を敷き詰めたものを積み上げ、それを乾燥設備に投入します。
乾燥の温度は、華氏185F(摂氏78℃)で18時間乾燥させます。その後、水分を何度か調整し整った段階で、サンスウィートの保存倉庫に運びます。
今回、見てきた工程は、ここまでですが、この段階で、すでにどこの農場からどのくらいのフレッシュプラムが運ばれてきたのか、また、どこの農場から運ばれてきたフレッシュのプラムに、どの農薬が使われているかどうかを把握できており、最終製品に使用された、サンスウィートの原料のLot番号(製造年月日や、製造ラインを認識できる番号)から、最終的に農場までを追跡調査できるようになっております。
|